FF7ACレヴュー ~システムの感想編~

KH2の発売日が12月22日に決まったり、
「On the Way to a Smile」のEpisode1-4が公開されたり(まだ読んでいません)と、
いろいろと情報が錯綜しておりますが、皆様お元気でしょうか。
今日・明日は東京ゲームショウですね。行けないのが残念です。

そんなこんなでFF7ACレヴュー。
今回は音楽や映像など、システム(他に呼び名が思いつかない……)関連に関して、
私的な感想をつらつらと。
肝心のストーリーについての深入りは、また次回に。

以下、下記のもののネタバレを含みます。
・FF7ACのDVDの中身全部
〔FF7AC本編・REMINISCENCE of FF7(FF7ダイジェスト)
COMPILATION of FF7(FF7関連プロモーション映像集)
CHAPTER・SET UP(一応書いておく)〕
・FF7
・「On the Way to a Smile」Episode1-3まで(前回書くの忘れていた)
・FF7アルティマニアオメガ
・R25 No.59(FF7AC特集が載っている号)
・少年ガンガン10月号 FF7AC特集記事及び野村氏へのインタビュー記事
・その他、FF7関連記事


それではどうぞ。相変わらず長いです。
■全体構成■
なんだか、「ダイジェスト」という印象を受けました。
ゲームのムービーシーンだけを抽出したという感じ。つぎはぎ。
それは野村氏がインタビューで答えていた通り、
「時間経過だけのシーンを省いた」からでしょう。

この手法の長所は、最初から最後まで見ている側を飽きさせず、中身を濃密にできる点です。
この内容を普通の手法を用いていたらかなりの長さになっただろうし、途中で飽きがくることでしょう。
弱点は、展開に置いてけぼりになる人が通常よりも多い点です。
説明シーンや補足シーンをことごとく排除している訳ですし、ストーリー展開が速すぎますから。
実際、一度見ただけではさっぱりという所もありました。

ただ、この斬新な手法は、FF7ACには結構向いていたと思われます。
最初から万人向けに作る必要性がない作品ですし、美しいバトルシーンがウリですし。
こういう新たな試みとその成功が、映画監督に「映画を超えた」と言わせるのでしょうね。
個人的には「映画を超えた」というよりも、「映画じゃないからできた」という感じですが。


■ストーリー■
実の所、「わからない」というのが率直な感想です。
わざと謎を残したままのストーリーにしているからでもあるんでしょうが。
あと、「全体構成」に書いたことも関係してますね。
前作FF7も、結構そういう感じでした(オメガ読んで、やっと理解できた部分が多々あります)から、
それがFF7らしさだと、考えることもできなくはないですが……。

ま、野村氏がおっしゃったとおり、見た我々一人一人が各自で深く考えて、
自分なりの解釈を見つけなければならないのでしょうね。
まるでSound Horizonみたいです。
(興味を持った方、すいませんが自力で検索してみて下さい。万人向けではないので)
私はそういう手法は嫌いじゃない(むしろ好き)なので構いませんが、
もやもやしているのが嫌い、はっきり示さんかい! ってタイプの人は、今頃怒っているでしょうね。
確かに、こんなに長く待たせておいて、これかよという点は否めません。

また、「必要なシーンすらも余計にカットしてしまった」とも思いました。
特にデンゼル。主要キャラなのですから、もっと他の星痕症候群の子と区別化をはからないと。
公式サイトの小説を、皆が読むとは限りません。
中途半端に出すぐらいなら、マリンを星痕症候群にした方が良かったかと。

あと、FF7を知らない層を、わざと切っていますね。
潔く切ってしまったのはある意味正しい選択です。
(だからといって、ダイジェストが適当でもいいということは、絶対にありませんが)
下手にどっちつかずになられても困りますし。
ま、これもやはり見る人を選ぶことにつながる訳ですが。

各シーンについては、次回語る予定(は未定)。


■ミュージック、サウンド■
音楽に関しては、「さすが植松氏」としか言いようがありません。
もう大分お年を召してらっしゃる(失礼)のに、劣化するどころか、
時代の波とともに超絶進化を遂げていらっしゃいます。
FFファンから「神」と呼ばれるのも納得です。
ロックアレンジ、かっこよすぎる! 早くサントラが欲しい!
個人的に一番鳥肌が立ったのは、
冒頭のクラウドVSヤズー・ロッズ戦での「戦う者達」のアレンジ(こう来るか!)と、
クラウドVSカタージュ最終戦(VSセフィロスの前ね)の「J-E-N-O-V-A」のアレンジの冒頭部
(最初この曲だと気づかなかった)ですね。

サウンド(効果音など)については、一つ苦情が。
これは家のテレビのせいかもしれませんが、声が少し小さめに聞こえるんですよね。
効果音にかき消されてしまっている。
その結果、セリフ聞き取れない→音量上げる→効果音が爆音に
→家族に起きられる→下げる(以降繰り返し)となってしまい、
最後までリモコン握って調節しながら鑑賞するはめに……。
字幕を設定せずに見ていたので、きつかったです。

というか、どちらかというと字幕必須ですよね、FF7AC。
セリフが不明瞭な所、多かったです。
特に冒頭の北の大空洞のシーンは、
2回目に字幕をつけて見て、やっと理解できました……。
登場シーンが少ない(もしくは登場してもしゃべらない)キャラの声は、
誰が誰だかわからなくなるし(例:ケット・シーとレッド13)。
これはサウンドのせいではありませんが、他に書く所が無いので、ここに書いておきました。

氷室氏の主題歌については、歌詞がわかるまで保留。
あ、でも、この主題歌の抜擢について「大人のやりとり」と
おっしゃっていた方をお見受けしましたが、それは違うと思います。
そういう面ももちろん、あるにはあったでしょうけど、
それなら新曲を作ってもらって、タイアップ効果を狙ったはずです。
わざわざあんな古い曲を持ち出すのは、
やはり野村氏がどうしても使いたいと思ったからではないでしょうか。


■映像技術■
リアルとデフォルメの狭間ですね。
そのため、「ん? CGっぽい?」と思ってしまうシーンがちらほら。
(リアル度が高い分、結構気になる)
でもまぁ、元の「FF7」を活かすという点でいけば、あのぐらいが丁度良いのかなと。
変にリアルなクラウドも、それはそれで嫌ですよね。

エンディング、あれやっぱり実写だったのですか。びっくりだ。
ただ、もう少しいろいろやらかしてくれても良かったな、エンディング。
あれに懐かしさを覚える世代ではないので、飽き飽きしてしまいました。

バトルシーン、すごいですね。速すぎです。これもまた、見る人を選ぶなぁ。


■全体的な感想■
FF7ファンから見れば明らかな「名作」ですし、
一般的に見ても完成度はかなりのものですが、
性質上見る人をかなり限定してしまうし、
待たせすぎ&煽りすぎで過剰な期待を皆に抱かせてしまうしで、
結果低い評価を受けてしまう可能性が高いです。
煽りすぎと言っても、映画祭などは、出来から言って当然と思えるのですが。
あと、商売魂が見え見えなのも、不当な評価につながりますね。



何か書き忘れているような気がしてならないのですが、今日はこれにて。
思い出したら、また今度書きますね。

読んで下さった方、本当にお疲れ様でした。
そして、真にありがとうございました。

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