『ハロウィンと夜の物語』初期雑感

ハロウィンと夜の物語 (初回限定盤)ハロウィンと夜の物語 (初回限定盤)
(2013/10/09)
Sound Horizon

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2年ぶりの記事で、3年ぶりのSound Horizon新作について書くという。
という訳で『ハロウィンと夜の物語』、フラゲしてから、ずっとリピート中です。

まだ初回盤しか手に入れていませんが、(サンホラ名義では)ポニキャン移籍後第一作ということもあり、
半端なく気合が入った作品だと感じました。
Linked Horizonで積んだ経験と自信を元に、Revoさんが大勝負に打って出た!みたいな。
特に、似て非なる人は、新たな引き出しを得た気がします。
あと、今回本当、ミュージックビデオについて褒めたい。まさかのコラボ先

とりあえず、何周か聴いた上で、考えたことをダラダラ書いてみました。

  • 台詞の聞き取りは、マトモにしていません
  • 歴史? 何それ美味しいの? あ、このページとか勉強になりますよ
  • 勘違いとか被りとか気にしない! 鉄は熱い内に打て!
  • 推敲も何もあったもんじゃねぇ


こんな感じの殴り書きですが、皆様の考察の一助となれば幸いです。

それにしても、うみねこでも感じましたが、
こういうのって個人の思考/嗜好の癖が出やすいですね。

それでは、「続きを読む」からどうぞ。以下、ネタバレ・長文乱文注意。

便宜上、当記事では次の定義としておくが、無限にある解釈の一つよ。
(案の定、ローラン内で流行していますね、このフレーズ)
特に、Night2名については、私もこれを書く直前まで別解釈でした。

The Halloween Night
便宜上の呼び名(→今後、真の名が公開される可能性あり?)。
たぶん、前世はシェイマスだかウィリアムだかの似て非なる人(似非レニー)。
もしくは、Marchenにおける”イド”みたいな存在?

Lenny with the Night
朝ハロで、甲高い声でハモってる子だと思われる。
通常盤ジャケ・中央最前列の「ちびレニー」? 

Lenny-o'-Lantern
この子は歌っていない。レナードの愛称「かぼちゃ頭」の英語表記か?

木下さん
初回盤ジャケで、木の下にいる人。たぶん、似非レニーの元ネタの一つ。


さて、個人的に気になるのは、やはり朝ハロの「あと一軒」。

  • ジョニーが「最後は俺ん家」と言っている
  • 朝ハロの終わり方
  • 次曲の「さよならレニー」で、ケイトが「終わらなかったハロウィン」という表現を用いる

以上により、一行がジョニー家へ向かっている最中に、レナードの身に不幸があったと考えられる。
そしてジョニーは恐らく、木下さんとディアナの息子。
つまり、「あの行列に着いて往」った似非レニーも、<<愛しい人>>に辿り着けなかったことになる。
この符合は何を意味するのか?

ここで「星の綺麗な夜」が、一貫して【名も無き男】の話だったことに着目。
あれは、特定の誰かの一生ではなく、シェイマスやウィリアム等、
「ロクなもんじゃねぇ人生を歩んだアイルランド移民」の追憶/魂を寄せ集めたものなのでは?
(元々ハロウィン自体、様々な伝承・風習が融合したものだし)

ただし、ゴールドラッシュ後、段々アメリカ史から個人に視点が変わり、
「いつ死んだっていい~」から同じメロディが繰り返されることを考えると、
後半部分(および冒頭)は「木下さんの最期」にクローズアップしていると考えられる。

で、これが「あと一軒」に、どう繋がるかというと。要はアレ、「予期せぬエラーが発生したため、
プログラム:The Halloween Nightは異常終了しました」ということでは?

ジャックランタンにしろウィル・オ・ウィスプにしろ、ハロウィンといえば「さまよえる魂」。
どこにも行けない/帰れないはずの彼ら(の中の木下さん)が、
うっかり「ジョニー家=愛する人が暮らす我が家」へ向かったために、
無理やりハロウィンを中断する必要が発生し、結果レナードの残り数字が一気にゼロになる処理が走った。
つまり、日本のお盆だったら、ワンチャンあった。

死後、レナードが"The Halloween Night"に取り込まれず、
"Lenny with the Night"という固有名・風貌を獲得できたのは、
こういったシステムエラーの犠牲者という、特殊な立ち位置にいたから。
(木下さんが申し訳なさや甥っ子可愛さで、特別構ってあげていたら、素敵ですね)


……と、ケイトさんは考えているかもしれない。
いやね、"Lenny with the Night"の固有化については、
「ケイトの宝物だから」の方が、理由として強いと思うんですよ。

元々あった"The Halloween Night"の伝承に、ケイトがレニーと兄の話を盛ったのが、『ハロウィンと夜の物語』。
だから、"The Halloween Night"は似て非なる顔つきだし、"Lenny with the Night"は独立して存在している。
「長い夢の中では、みんな元気に動き回っているんだ」「あの子は空の上で遊んでいる」。
そんな感覚の、延長線上にあるおとぎ話(実際、MVの人形劇が、そんな感じのノリだよね)。


現在の要・考察部分。
上記のシステムエラー説を取った場合、「何故、昨年まで発生しなかったのか?」という問いが発生する。
ジョニーの頼れるお兄ちゃんっぷりを見ていると、彼にとっては「何度目かのハロウィン」っぽいんだよな。
「我が家に帰ろうとしたら異常終了するシステム」だと、あまりに脆弱すぎるし、
「レナードを含む諸条件が揃わないと発生しないエラー」だと思いたい。
ぱっと思いつく辺りでは、「親族が一箇所に集まったことにより、木下さんの魂が呼び戻された」
「そもそもケイトが盛った話だから、ケイトが街に来ないと始まらない」かなぁ。

以上。え、ならず者? 何故か同じ姓のショーンお父さん? うーん、また今度ね。

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